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雨宮病院TOP診療案内整形外科骨粗鬆症外来(整形外科)
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骨粗鬆症科目 整形外科
主な対象疾患
骨粗鬆症、脊椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折など
診療科の特色
《骨祖鬆症とは》
日本国内に骨粗鬆症患者さんは、1280万人いると推測されています。ところが、実際にクリニックや病院で治療を受けている方は20%です。残りの80%の方は、治療をしていません。では、なぜ受診をしないのでしょうか。それは、症状が無いからです。
骨粗鬆症の怖いところは、普段は症状が無いにも関わらず、重症になっていきなり症状が現れることが多いことにあります。
上のレントゲン写真は、腰椎(腰の骨)ですが、左右を比べると、骨の形が大分違うことに気付くと思います。
この患者さんは、ここまで変形するまで自覚症状があまりなかったため様子を見ていたとのことでした。ここまで圧迫骨折(椎体が潰れること)を来していると、治療はかなり難渋します。
このように骨粗鬆症は、全身の骨塩量(骨密度)が減少し、骨折をしやすくなる状態です。
骨折しやすい部位として手関節(手首)、肋骨(あばら骨)などがあります。骨折すると痛みが強く、日常生活が極めて困難になり、寝たきりを強いられることになります。
《検査方法》
では、骨粗鬆症はどのような検査をすれば分かるのでしょうか。
当院では、
1) 背骨のレントゲン撮影
2) 血液検査、尿検査
3) 骨密度
の3点セットで検査を行っております。
レントゲン検査では、知らないうちに背骨が潰れていないかを調べます。また、骨密度はDXA法にて測定を行っております。
血液や尿を調べることによって、骨を壊すスピードを調べることができます。ビタミン剤やカルシウム剤は、骨を作る材料としては重宝しますが、骨を壊すスピードには影響しません。
女性の場合、閉経後5から7年経過すると骨を壊すスピードが急速に早まります。この骨を壊すスピードを骨代謝マーカーと呼びます。数値が高いと、『骨を壊す>骨を作る』状態になっています。
上の表は、リセドロネート(ベネット、アクトネル)を内服する前と、投与3ヶ月後の骨代謝マーカーの結果です。数値が下がっており、薬剤の反応が良いことが分かります。
《治療方法》
何事も早期に治療が開始できれば良いにこしたことはありません。
ビスホスホネート製剤を使用して、1年後に腰椎の骨密度が増加しました。
当院では、H24年4月より昭和大学病院(東京都)整形外科にて骨粗鬆症外来を担当する医師と協同で診療を行っています。
骨粗鬆症の検査をしてみたい、骨粗鬆症が気になる、専門的な意見を聞きたい方は、ぜひ担当医にご相談下さい。
ドクタープロフィール
永井隆士
永井隆士
  • 日本整形外科学会 専門医、脊椎脊髄病医
  • 日本リハビリテーション医学会 専門医
  • 日本骨形態計測学会 評議員
  • 日本体育協会 公認スポーツドクター
  • 日本医師会認定 産業医
《過去における学会発表》
  • H24.9.28 第14回日本骨粗鬆症学会:
    新潟『カルシトニン製剤投与による、抑うつ状態への影響について』
  • H24.9.28 第14回日本骨粗鬆症学会:
    新潟『血中ホモシステイン濃度と椎体骨折の関係』
  • H24.6.8 第32回日本骨形態計測学会:
    大阪『血中ペントシジン、血中ホモシステインと各種骨代謝マーカーの相関について 』
  • H24.6.8 第32回日本骨形態計測学会:
    大阪『エチドロネート製剤の10年成績』
  • H24.6.8 第32回日本骨形態計測学会:
    大阪『リセドロネート長期投与でSSBTが疑われた1例』
  • H24.6.2 第49回日本リハビリテーション医学会学術集会:
    名古屋『カルシトニン製剤(エルカトニン)投与前後における、血圧の推移』
  • H24.3.24 第51回関東整形災害外科学会学術集会:
    横浜『ラロキシフェンの3年間成績』
  • H23.11.5 第13回日本骨粗鬆症学会:
    神戸『カルシトニン製剤の心理面への影響』