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CT・MRI検査詳細

CT・MRI検査の詳細について

CTとMRIの差は何ですか?と聞かれますが、似ているようで、たくさんの差があります。

CTは骨による影響を受けますが、広範囲の検査を短時間で行えます。1mm以下の病変も見逃しません。早く撮影できて細かい病変を写すのが得意です。

MRIは、縦・横・斜め自由な方向で撮影ができるので三次元画像を作ることが可能です。「組織内の水分子の動きである拡散現象を利用したMRI撮影法」でがんを見つけることもあります。

それぞれの検査には得意分野と不得意分野があり、特長を使い分け、検査の目的によっては両方の検査を受けることもあります。
当院は整形外科が主に専門の病院ですが、画像診断(読影)システムなどを利用し、正確な診断・治療を心がけています。

検査の詳細・注意点

検査にかかわる注意点「金属」

CT検査は、金属類が撮影部位にありますと、診断に用いることの出来る画像が得られません。

また、MRI検査は非常に強力な磁石でできた丸い筒の中に入り、磁気の力を利用して撮影する検査するので、金属類を身に付けていますと大変危険です。

CT検査で外していただくもの(※一例)

眼鏡/ネックレス/イヤリング/補聴器/入れ歯/ブラジャー/ベルト/湿布 など

MRI検査で外していただくもの(※一例)

【禁忌事項】ペースメーカー/脳動脈クリップ など

【持ち込み不可】酸素ボンベ/ストレッチャー/車椅子/点滴台/ハサミ など

【外すもの】眼鏡/ネックレス/イヤリング/補聴器/入れ歯/ブラジャー/時計/ベルト など

その他、ピアス/カラーコンタクト/貼付薬/エレキバン/カイロ/ニトロダーム/化粧品 なども外していただかなくてはなりません。
詳細は以下に説明をしています。例外もありますので、判断は医師が行い検査ができるかを決定します。

検査のできない可能性のある方

心臓にペースメーカー・除細動器(ICD)などが体内にある方

8週間以内に血管へのステント挿入手術を受けられた方

金属人工心臓弁の手術をされている方

人工関節・金属プレート・ワイヤー・金糸などが体内にある方

骨折によりボルト固定がされたままの方

眼に微細な金属片が入っている可能性がある方

金属義眼底の方・歯科インプラントのある方

人工内耳・人工中耳の方

チタン製以外の脳動脈クリップ等が入っている方
(頭部の手術をされている方)

刺青・入れ墨のある方/アートメイクをされている方

妊娠3カ月以内の方(妊娠の可能性のある方も含みます)

閉所恐怖症・暗所恐怖症・閉塞感のある場所が苦手・音が鳴り続けるのが苦手、などの方

検査の可否に際しては、医師と相談の上決定いたします。
患者様の既往歴等、正確な情報を医師にお伝えください。

検査時ご注意いただきたいこと

1) 化粧について
磁性体の含まれるもの(マスカラ・アイシャドウ・アイライン・アイブロウ 等)は画像に影響があり、目の粘膜を傷つける可能性があります。

2) コンタクトレンズについて
材質に問題があるもの(カラーコンタクト)や、目との間のゴミなどにより、粘膜を傷つける恐れがあります。

3) 金属について
金属(磁石に付くもの、という認識)を身に付けていると、画像に影響があるだけでなく、火傷やMRI装置に引っ張られ大変危険です。

検査が決まりましたら詳しい案内と注意事項をお話しいたしますので、ご不安・ご不明な点はその時に質問していただけます。
検査は安全に受けていただけますのでご安心ください。

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