0267-82-5311

股関節専門外来

主な対象疾患

股関節は、人間の「立つ」「座る」「歩く」「走る」等の基本動作の根本を担う重要な関節です。

大腿骨の丸い先端・骨頭(こっとう)が、骨盤のくぼみにぴたっとはまり込み、その部位が周辺の筋肉と協調し、脚を前後左右に自在に動かすことができます。
この「連結部分」に疾患が起こると、歩行・日常生活やスポーツに影響が出てしまいます。

【股関節の主な疾患】
変形性股関節症 / 特発性大腿骨頭壊死 / リウマチ性股関節症 / 大腿骨頚部骨折 / 発育性股関節形成不全 / 臼蓋形成不全 / 先天性股関節脱臼 / 股関節捻挫 / ペルテス病

日常動作の基本・体の動きを支える「股関節」。様々な疾患に対し、当院では保存療法から手術療法まで、最善の方法で治療をしていきます。

診療科の特色 ~股関節専門外来~

股関節専門外来の診療内容

人間の健康寿命は年々延びています。いつまでも自分の足で歩き、自力歩行をするためにも股関節をしっかり健康に保つことが重要になってきます。また、高齢になるにつれ転倒のリスクも避けなければなりません。

例えば「変形性股関節症」ですが、当院での患者様も年々増えています。
この疾患は加齢などにより関節軟骨が擦り減り、関節が変形・破壊する病気です。先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全などが原因で起こる二次性(何らかの病気やケガが原因で起こる)股関節症がほとんどで、特に女性に多く発生します。

骨頭温存手術が有効な場合には、股関節の状態に応じて臼蓋回転骨切り術や臼蓋形成術、大腿骨骨切り術を行なっており、病状が進行して、温存が難しい場合には人工股関節置換術を行っております。

また、当院では「大腿骨頚部頚部骨折センター」を立ち上げています。 転倒による股関節骨折からの早期回復をはかるため、当院内に設立した専門機関です。

転倒による骨折など高齢者の外傷も増加しており、特に下肢の骨折は、安静を強いられ心身の老化を進ませることにもなります。

当病院では、毎年この大腿骨頚部骨折の症例が増加傾向であるため、手術症例に対して、術式やリハビリテーション・看護体制の標準化を行っております。

大腿骨頚部骨折センター詳細

治療目標の設定は、患者様の受傷以前の生活により異なります。専門のスタッフがチームとなり、以前と同じように生活を行えるようアプローチします。

ページ
TOP