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リハビリテーション科

リハビリテーション科(理学診療部)

当院では「スポーツ支援」と「リハビリテーション」に力を入れています!

リハビリテーションとは「障害をおった身体状況を元に戻す」といった意味を持っています。
痛みやしびれなどの症状が出現しない身体に戻すために、筋肉や関節などの、身体のより良い“使い方”に気づいていくことが必要になってきます。

そのお手伝いを、専門家である理学療法士(PT)・作業療法士(OT)が医師との連携のもと、症状の原因を姿勢や動作も含めて考え、一人一人個別の治療や体操の指導を行っています。

小さなお子様から高齢者、入院患者様のケア、スポーツでのケガなど、多岐にわたるリハビリテーションを提供しています。

また地域に向け、スポーツの現場に赴き、怪我を予防するためのレクチャーや、ゴールデンエイジ(※8~12歳頃)のスポーツを応援する企画なども行っています。

スポーツクリニックなどを通じ、小さな頃からのスポーツと、身体の成長に大切なことをお伝えできるような活動もしています。

当院のリハビリテーションについて

回復へ向けて

リハビリテーションのプロフェッショナルである理学療法士が患者様とマンツーマンで向き合います。

痛みや動きにくさなどの症状・状態に合わせた理学療法(運動療法・物理療法・テーピング療法等)を実施し、早期の社会復帰、家庭復帰、スポーツ復帰ができるよう全力でサポートいたします。

疼痛疾患(膝・肩・腰)をはじめ 骨折後、手術後の機能回復、スポーツ障害に対してフィジカルチェックやフォームチェック、ストレッチや体操の指導、また脳卒中やパーキンソン病など神経系疾患に対してもリハビリテーションを実施しています。

根本的な要因から

当院のリハビリテーションでは 痛みの出る部位(局所)のみでなく、なぜ痛みが出るのか?という『痛みの原因』を姿勢や動作も含めて考え、整形外科医師の指示のもと、患者様それぞれの状態に合わせた治療や体操の指導を行っています。

リハビリテーションの受け方

当院のリハビリテーションを受けていただくには、以下のような決まりごとがあります。

まず当院を受診して、医師からの診断を受けていただきます。

診察後にリハビリテーションを受けるか、次回のリハビリテーションの予約をしてください。

リハビリテーションは基本的には予約制です。2回目以降のリハビリテーションは、お電話での予約も可能です。

最後のリハビリテーションから2か月以上空いてしまった場合には、再度受診していただく必要があります。

リハビリテーションを受けたい部位が変わる場合にも、最初に受診→医師の診断が必要です。

リハビリテーションの流れ

混み具合によってお待ちいただくことがあるかもしれません。
ご了承ください。

【初診時】

◆ 外来の受診が終わると、リハビリテーション室へ行くよう指示がありますので、患者基本カードをリハビリテーション室受付へ出して、外の椅子に腰かけてお待ちください。
室内にて、評価・検査等を行い、運動療法・物理療法・トレーナーによる運動指導等のリハビリテーションプログラムを作成していきます。その後、診察がある方は再び外来へご案内します。

【再診時】

◆ 二回目以降のリハビリテーションを予約の方は、病院事務窓口で「リハビリに来た」と申し出てください。診察も希望される方はその旨お伝えください。
事務窓口で渡された患者基本カードをリハビリテーション室へ出し、センター前にあります外の椅子に腰かけてお待ちください。

当院1Fのリハビリテーション室は上履きで入っていただきます。
用意してあるスリッパに履き替え、椅子に座ってお待ちください。

当院リハビリテーションの特色

当院のリハビリでは痛みを出している局所はもちろんのこと、痛みや不調の原因を全身の中から評価によって見つけていき、患者様の状態に合わせた理学療法を行います。
ご不安な点がありましたら遠慮なく質問をしてください。相談し、希望もお聞きしながら、身体を元に戻すお手伝いをしてまいります。

また、当院には作業療法士も所属しております。身体の基本動作の回復・維持・悪化予防は理学療法士が、応用動作と社会適応のための能力回復は作業療法士が担当いたします。

外来患者さまを対象とした週に一度の骨育体操教室、入院患者さまを対象としたデイルームでのレクリエーションなど、工夫を凝らして行っております。

「地域社会の高齢化(ロコモティブシンドローム)」「日常から車を利用することによる運動不足」など、地域に根差す病院として地域の方々の健康維持に何ができるかを考え、様々な形で実践していきたいと思っています。

スポーツリハビリテーションとは

スポーツ時のケガや痛み

幼少期~ゴールデンエイジ期のスポーツ障害から、競技レベル、一般のスポーツ愛好家の方々まで、環境に合わせスポーツにおける痛みに対しての治療を実施しています。

競技特性を考慮した上で、ストレスを軽減、除去していけるようにフォームのチェックやストレッチ指導、トレーニング指導を含めて治療し早期の競技復帰を目指します。

スポーツ現場と病院の連携

私たち・雨宮病院リハビリテーションスタッフは、スポーツ障害を予防し選手たちがスポーツ活動に専念できるよう、理学療法士の医学的知識と臨床経験・スポーツ経験を活かし、外部活動を積極的に行っております。

また、怪我の予防やパフォーマンスの向上を目的とした身体の使い方・ストレッチ(ウォームアップ&ダウン)・応急処置のセミナーを開催し、地域のスポーツ活動のお手伝いを行っています。
スポーツをする身体をつくるための栄養面からのフォローも随時行っています。

地域スポーツ・生涯スポーツのお手伝いをしたい

病院として地域スポーツに貢献

当院主催のスポーツクリニックでは様々な指導者をお招きして、楽しみながらスポーツに取り組んでもらえる工夫をしています。

【サッカークリニック】小中学生を対象に怪我の予防のための身体の使い方、ストレッチや応急処置のセミナーを開催。

【野球クリニック】投球障害を防ぐために、野球での身体の使い方やメディカルチェックを実施。

【トレーナー活動】チームに赴き、フィジカルチェック、メディカルチェック、トレーニング指導を実施。
身体の使い方や、身体の痛み・ケガ予防への質問にもお答えしています。

【体操教室など】地域の皆様への健康情報を発信。腰痛、膝痛改善予防の体操教室も公民館・体育館などで楽しく実施。

病院と地域スポーツの現場は密接にかかわり、協力体制である方が良いという思いが当院の視点です。

身体の成長に合わせ、指導者と連携を取りながらスポーツの技術を習得することは、地域の子どもたちのケガ予防にも繋がっていくからです。

また、スポーツをする子どもたちの成長の過程で「良いものに触れる経験」を提供したいと考えています。

(現/元)スポーツ選手から直接指導を受けたり一緒に練習ができる環境は、その後の成長の先に、社会スポーツへの参加に繋がっていくと考えるからです。

当院のリハビリテーションスタッフのスキルが少しでも皆様のお役にたてることを願い、これからも活動して参ります。

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